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スーパーオーディオCD(Super Audio CD, SACD, SA-CD)は、1999年にソニーとオランダのフィリップスが規格を策定した光ディスクに音楽を記録するための規格です。 光ディスクはCDと同じ直径12cm、厚さ1.2mmで、2層分の記録領域があり、ハイブリッド仕様では1層をSACD、もう1層を通常のCD(CD-DA)として使用できます。 オーディオフォーマットとしては、ステレオ(2チャンネル)とサラウンド(6チャンネル・実際は5.1chチャンネルとして使用)をサポートしています。 音声信号のデジタル信号への変換は、PCMではなくDSD(Direct Stream Digital)という方式です。 名前は変わっていますが、1990年代にブームになった1ビットDACのPDMと同じ方式です。ΔΣ変調を使った1bit・2.8224MHzという仕様で、120dBのダイナミックレンジと100kHz以上の周波数特性があります。 かっては同時期に登場した「DVDオーディオ」とライバル関係にありましたが、DVDオーディオは機器やソフトの販売が低調なため、2007年で撤退するメーカーが相次ぎ、現在はごく一部のメーカーが製造しているに過ぎません。 |
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